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Calculating...

えー、皆さん、こんにちは。今日はね、製造業の衰退についてちょっとお話してみようかなって思います。

昔はね、GDPの大部分を占めていた製造業、まあ、モノを作るっていうことですよね。それが、どんどん比率を下げてきているっていう話なんです。なんか、アメリカのバイデン大統領も、製造業を復活させたいみたいなこと言ってますよね。

昔、イギリスでね、農業に従事する人が多かった時代があったんですよ。それが、どんどん製造業に移っていって、一時期は労働者の4割が製造業だったんですって。でも、そこからまた、ずーっと右肩下がりで、今じゃあもう、ほんのわずかな割合になっちゃってるんですよね。

でね、製造業至上主義っていう言葉があるんですけど、これはね、製造業が一番大事な経済活動で、それ以外はなんか、ちょっと下に見るみたいな考え方なんですよ。これ、結構根強い考え方ですよね。やっぱり、目に見えるモノを作ってるっていうのが、なんかこう、「仕事してる!」って感じがするからなのかな?

昔はね、食べ物とか燃料とか、そういう生きるために必要なものを手に入れるのが一番大事だったから、そういうものを生み出す仕事が偉い!みたいな風潮があったのかもしれないですよね。狩りをするとか、農業をするとか。でも、もう今はね、そういう時代じゃないじゃないですか。

今は、例えば、美容師さんとか、コンサルタントとか、そういうサービス業もすごく大事だし、経済を回す上で欠かせない存在ですよね。スイスとかデンマークみたいな国は、自動車をほとんど作ってないけど、世界で一番豊かな国の一つじゃないですか。

結局ね、何が言いたいかって言うと、経済が発展するにつれて、モノを作るだけじゃなくて、知恵とかアイデアとか、そういう目に見えないものに価値が生まれてくるってことなんですよね。

例えば、昔の武器って、重くて、威力もそんなになかったけど、今の武器は、軽くて、めちゃくちゃ強力じゃないですか。スマホだって、どんどん軽くなってるけど、できることは増えてるし。

だからね、これからは、ただモノをたくさん作るんじゃなくて、もっと賢く、もっと効率的に、価値を生み出すことが大事なんだと思うんですよ。

まあ、もちろんね、まだ発展途上国では、食べ物とか住む場所とか、そういう基本的なニーズを満たすために、もっとモノを作らなきゃいけないっていう状況もあるとは思いますけどね。

でもね、少なくとも先進国では、もう「量」じゃなくて「質」の時代だってことですよね。GDPっていう指標も、そういう新しい価値をうまく測れてないんじゃないかなって、個人的には思うんですよ。

うーん、なんか、ちょっと難しい話になっちゃったかな?まあ、要するにね、製造業が大事なのはもちろんだけど、それだけじゃないんだよっていうことですね。

じゃあ、今日はこの辺で。またね!

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