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えー、まあ、まずはね、やっぱり自分のことを大切にするってことだよね。うん。
あのね、僕の人生で一番大事なことって、やっぱり体の健康なんだよね。うん。これね、僕にとっては、幸せとか、家族とか、仕事よりも、もっともっと大事。健康がすべての出発点って感じかな。一番最初に健康、その次に心の健康、精神的な健康。で、その次が家族の健康とか幸せかな。うん。それらをちゃんと確保できて初めて、自分の思うように、この世界で自由に動き回れるって感じがするんだよね。うん。
やっぱりね、健康問題って人生に一番影響が大きい問題だと思うんだよね。うん。
で、ちょっと話は変わるんだけど、人間って高度な動物じゃない?だから、もっと自然の摂理に合った生き方をするべきだと思うんだよね。でも、現代社会って、どんどん本来あるべき生活からかけ離れていってる気がするんだよね。
そのずれって、本当に色々な面で表れてると思う。
例えば、生理的な面で言うと、現代人の食事って、進化の目標に全然合ってないと思うんだよね。本来は、もっと旧石器時代みたいな、野菜中心で、ちょっとだけ肉とかベリーみたいな食事が、体に合ってるんじゃないかなって思うんだよね。
運動にしてもそう。ランニングマシンで汗を流すよりも、もっと外で遊んだり、体を動かしたりするべきだと思う。本来なら、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚っていう五感をバランスよく使うべきなのに、今は視覚に頼りすぎてる。スマホとかパソコンとか、ほとんどのインプットとかコミュニケーションが、視覚に集中してるもんね。それから、歩くときも、靴を履くのが当たり前になってるけど、あれも良くないと思う。背中とか足のトラブルの原因って、結構靴にあるんじゃないかな。それに、いつも服を着て体温を保つんじゃなくて、もっと冷たい空気に触れるべきだと思うんだよね。寒さって、免疫システムを活性化する力があるから。
それとね、完全に無菌で清潔な環境で生活するのも良くないと思う。そういう環境だと、免疫システムがうまく鍛えられなくて、アレルギーが起きやすくなる。いわゆる「衛生仮説」ってやつだよね。それに、もっと大家族で、親戚とかみんなで一緒に暮らすのが、心理的に良いと思う。僕が育ったインドって、そういう大家族が多いんだよね。いとことか、おばさん、おじさんとか、いつも誰かと一緒にいるから、あんまり孤独を感じない。だから、鬱になる人も少ないんじゃないかな(もちろん、体内の化学物質のレベルが変わる鬱じゃなくて、思春期によくある、漠然とした不安とか焦燥感のことね)。まあ、でも、そういう家族だと、プライバシーがないから、自由もないんだけどね。何でもそうだけど、良い面もあれば悪い面もあるよね。
あと、5分おきにスマホをチェックして、SNSを見るのも良くないよね。いいね!をもらったら嬉しいし、変なコメントが来たら腹が立つ。そんな感情のジェットコースターみたいのが、不安の原因になってるんじゃないかな。本来、人間の体って、飢餓に適応するように進化してきたんだよね。だから、糖分とかアルコールとか、麻薬とか、あとは親密な関係を、なかなか拒否できないように遺伝子に組み込まれてる。でも、現代社会は、ものが溢れてるじゃない?遺伝子が「欲しい欲しい」って言ってるのに、本当は拒否すべきなんだよね。でも、体がもう拒否する方法を忘れちゃってるんだよね。だから、現代社会では、自然の摂理に合った生活習慣からどんどん離れて、不健康な生活を送ってるんだと思うんだよね。
まあ、みんなが病気だと、それが病気だって気づかないんだよね。うん。
で、食事の話ね。
数学とか物理とか化学みたいに、絶対的な「科学的根拠」ってないんだよね。だから、「最高の食事」って何かって、ずっと議論が続いてるんだよね。
例えば、ケトジェニックダイエットってどう思う?
うーん、あれって、なかなか一般の人には受け入れられないし、続けるのも難しいと思うんだよね。人間の体って、脳とかも含めて、非常用のメカニズムがちゃんと備わってるんだよね。それって、ちゃんと意味があると思うんだよね。例えば、氷河期みたいな、植物があまりない環境で人間は進化してきたわけじゃない?その後、非常用のメカニズムのおかげで、色々な植物を食べるようになった。もう何千年もの間、植物を食べてるんだよね。別に植物が体に悪いとは思わないけど、もっと原始的な食事の方が、体に合ってるんじゃないかなって気がするんだよね。
あとね、糖と脂肪の相互作用ってすごく面白いと思うんだよね。満腹感を与えるのは脂肪だから、高脂肪の食べ物って、結構すぐにお腹いっぱいになるんだよね。一番簡単に満腹感を得る方法は、ケトジェニックダイエットをして、ベーコンとかを大量に食べる。もう吐き気がするくらい、二度と脂肪を見たくなくなるくらい食べればいいんだよね。
逆に、空腹感を生み出すのは糖。糖は体に、「こんなに良いエネルギー源が手に入るなんて!」っていう信号を送るんだよね。だから、もっともっと食べたくなっちゃう。問題は、糖の効果が脂肪の効果よりも強いってこと。高脂肪高糖質の食事だと、糖が空腹感を刺激して、脂肪がカロリーを提供するから、どんどん食べ過ぎちゃうんだよね。だから、ケーキとかデザートって、必ず大量の脂肪と炭水化物が含まれてるんだよね。
自然界では、脂肪と炭水化物を両方含んだ食べ物って珍しいんだよね。ココナッツとか、マンゴーとか、バナナみたいなフルーツは、そうかもしれないけど、基本的に熱帯のフルーツだよね。糖と脂肪の組み合わせは、本当に危険だと思う。食事では、なるべく避けるべきだよね。
まあ、僕は専門家じゃないんだけどね。でも、食事とか栄養って、政治みたいに、みんなが専門家だと思ってるんだよね。なぜかって言うと、食事って自分のアイデンティティに関わることだから。だから、自分が食べてるものとか、食べるべきだと思ってるものが、絶対に正しいって思っちゃうんだよね。食事に関しては、みんなそれぞれ考え方があるから、なかなか意見が一致しない。僕が言いたいのは、一般的に言って、どんな食事でも、糖と脂肪の組み合わせは避けるべきだっていうことかな。
食事の脂肪は満腹感を与えて、糖は空腹感を生み出す。でも、糖の効果の方が強いから、食欲をコントロールする必要があるってことだよね。
健康な人って、食べる量よりも、何を食べるかを気にしてる人が多いと思う。量をコントロールするよりも、質をコントロールする方が簡単だし、質をコントロールすれば、ある程度量もコントロールできると思うんだよね。
皮肉なことに、断食(低炭水化物とか、旧石器時代の食事みたいな)の方が、食事をコントロールするよりも簡単だったりするんだよね。体は食べ物の信号を感知すると、生物としての本能が脳を支配して、食べろって命令するんだよね。
あとね、ずっと思ってたんだけど、何ヶ月も常温で置いてても、ずっと柔らかいパンって、どうやって作られてるんだろうね?細菌ですら食べないようなパンを、人間が食べるべきなのかなって思うよね。
もう5000年も経つのに、まだ肉が毒なのか、植物が毒なのかって議論してるんだよね。そんな無意味な議論はやめて、過激な意見は捨てて、ここ数百年以内に発明された食べ物は、なるべく食べないようにするべきだと思うんだよね。
薬とか栄養に関わる問題って、まずは引き算から始めるべきなんだよね。何かを足す前に、まずは悪いものを減らすってこと。
僕のトレーナーが、たまに自分の食事の写真を送ってくれるんだけど、いつもすごくシンプルで、薄味なんだよね。それを見てると、僕らはもう完全に味覚中毒になってるんだなって思うんだよね。
世界で一番シンプルな食事の原則は、加工度が高い食品ほど、摂取量を減らすべきってことかな。うん。
で、運動の話ね。
運動を頑張れば頑張るほど、1日が楽になる。
どんな運動習慣が、あなたの人生に一番ポジティブな影響を与えていますか?
朝の運動だね。朝の運動は、本当に人生を変えたよ。朝運動すると、体が元気で若々しく感じるんだよね。朝運動するために、早く起きる必要があるから、夜も遅くまで起きていられなくなる。朝運動の習慣を身につけるのって、実はすごく簡単なんだよね。でも、基本的に、誰かに良い習慣を教えると、みんな言い訳を探すんだよね。一番多い言い訳は、「時間がない」ってやつだよね。でも、「時間がない」って言うのは、本当は「優先順位が低い」ってことなんだよね。やるかやらないかは、それが自分の優先順位の中でどれくらい上にあるかによるんだよね。もし、それが一番大事なことなら、必ずやる。人生ってそういうものだと思う。もし、10個とか15個とか、色々な優先事項が同じ箱に入ってたら、それはもう優先順位じゃないんだよね。結局、何もできない。
僕がやったことは、自分の人生で一番大事なことは、自分の健康だって決めたこと。健康が幸せよりも、家族よりも、仕事よりも優先順位が高いってこと。すべては健康から始まるんだよね。だから、僕は「時間がない」って言い訳をして、ジムに行かないことは絶対にない。基本的に、毎日朝運動してる。どんなに短時間でも、必ずやる。絶対に揺るがない。もし、その日に朝運動をしないと、仕事は始めない。たとえ山が崩れて、世界が終わろうとしてても、僕は気にしない。世界は僕のために30分くらい待ってくれる。僕が朝運動を終えるまでね。
ほぼ毎朝運動してるけど、旅行とか、怪我とか、病気とか、特別な理由で休む日もある。でも、1年間で朝運動をスキップする回数って、本当に数えるほどしかないんだよね。
1ヶ月ヨガを続けたら、10歳若返った気がしたよ。体の柔軟性を保つってことは、若さを保つってことなんだよね。
習慣を身につける方法とか、プロセスとか、何をするかとか、そんなことは重要じゃない。一番大事なのは、毎日続けること。筋トレが良いのか、テニスが良いのか、ピラティスが良いのか、高強度インターバルトレーニングが良いのか、「ハッピーボディ」が良いのか。みんな色々悩んでるけど、それは本質じゃないんだよね。もう一度言うけど、毎日続けることが一番大事で、何をするかは二の次。個人にとって一番良い運動は、毎日続けられる運動なんだよね。
歩きながら会議をするメリット:
・脳の働きが良くなる
・体を動かせるし、太陽を浴びれる
・時間が短くなるから、無駄話がなくなる
・一方的な話じゃなくて、対話が増える
・スライドショーはいらない
・終わり方が簡単、歩いて帰るだけ
人生のすべてのことって、短期的な犠牲を払えば、長期的な利益が得られるんだよね。僕のフィジカルトレーナーのイエジ・グレゴレクって人が、すごく賢い人でね。いつもこう言うんだ。「簡単な道を選べば、人生はどんどん難しくなる。難しい道を選べば、人生はどんどん楽になる」って。
今、難しい食事の道を選ぶ。つまり、ジャンクフードが食べたいけど、我慢する。そして、難しい運動の道を選ぶ。辛いけど、頑張る。そうすれば、長い目で見ると、人生はどんどん楽になる。病気になりにくいし、不健康にもならない。価値観を育んだり、将来のために貯蓄したり、人間関係を築いたりするのも同じ。今、楽な道を選んだら、将来はもっと大変になるよ。