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Calculating...

えーっと、今回はですね、自分の「足りる人生」をどう定義するか、っていうお話。まあ、つまり「ラーゴム」を見つける、ってことなんですけどね。ラーゴムっていうのは、まあ、ちょうどいい、っていう意味ですよね。

ラーゴムな人生、つまり「足りる人生」ってのは、理想的な日々を送るために、ちょうどいい感じの経済的な豊かさがある状態のことなんです。うん。

でも、困ったことに、多くの人にとって、この「足りる人生」って、抽象的な概念のままになりがちなんですよね。で、そうなると、無意識のうちにどんどん欲が出てきちゃって、結局、満たされない、幸せを感じられない、っていうことになりやすいんです。あー、もったいない。

だから、数年前、私もそうならないように、自分の「足りる人生」を明確に定義したんです。抽象的な概念じゃなくて、頭の中に鮮明なイメージとして持っておくようにしたんですね。

で、その時に使ったのが、これから紹介する質問なんです。参考にしてみてください。

まず、どこに住みたいか?家なのか、アパートなのか、それとも他の場所なのか?具体的に、その場所のどんなところが好きなのか?一つの場所にずっといるのか、それともいろんな場所で暮らすのか?

次に、誰と住みたいか?家族と仲良く過ごしたいのか、それとも遠く離れていたいのか?

それから、普通の火曜日って何してるんだろう?何に時間を使ってるんだろう?どんな仕事をしてるんだろう?何を考えてるんだろう?

それから、どんな物を持っていたいか?本当に自分の人生を豊かにしてくれる物って何だろう?何にお金を自由に使える余裕が欲しいんだろう?

最後に、経済状況はどうなっていたいか?どんな経済状態なら、そういう生活が送れるんだろう?どれくらいの貯金があれば安心できるんだろう?毎月どれくらい稼いで、貯金して、投資したいんだろう?どれくらいのセーフティネットが欲しいんだろう?

さあ、これらの質問にじっくり答えてみてください。大事なのは、これはあくまで個人的なことだってこと。あなたの「足りる人生」は、完全にあなただけのもの。他人の評価なんて気にしなくていいんです。ある人にとっては、家族や友人を招くための豪華な家がいくつか必要かもしれないし、別の人にとっては、年に2回家族旅行に行ける自由があれば十分かもしれない。ダルマと同じように、「足りる人生」も、壮大である必要はないんです。ただ、あなた自身の人生であればいいんです。

もし結婚してたり、パートナーがいる場合は、別々にこの質問に答えて、後で答えを比べてみるのもいいと思います。私と妻は、それをデートにして、結構楽しかったです。笑

で、自分の「足りる人生」が鮮明にイメージできたら、それを計画を立てるためのツールとして使うんです。

今の現実と、その未来の現実との間には、どんなギャップがあるのか?

そのギャップを埋めるためには、どんなステップを踏んで、どんな行動を起こす必要があるのか?

この「足りる人生」の練習は、数年ごとに繰り返すといいと思います。おそらく、現実が近づくにつれて、「足りる」の定義は高まっていくでしょう。それは当然のこと。大事なのは、無意識のうちに際限なく欲が膨らむのではなく、意識的に、測定可能で、管理可能な範囲で、上を目指すことなんです。

あなたのラーゴムな人生が、待っています。定義して、想像して、そして、それを実現するために、動き出しましょう!頑張って!

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