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えーっと、はい、皆さん、こんにちは。今日は、なんか体の声を聞くっていうか、自分の体を理解するってことについて、ちょっとお話してみたいと思います。
あのね、よくある話なんですけど、例えば妊娠中の女性が、病院でブドウ糖負荷試験、ありますよね?あれって、なんか甘い飲み物を飲んで、血糖値を測るっていう、まあ、割とルーチンな検査なんですけど。ある女性、エミリーさんっていうんですけど、彼女はデータ好きで、たまたま持続血糖測定器、CGMっていうのを付けてたんですよ。で、検査の結果、病院では問題なしって言われたんだけど、CGMのデータを見たら、実は血糖値が結構高くて、妊娠糖尿病の範囲に入ってたっていうね。これ、もしCGMがなかったら、彼女は自分の状態を知らずに、そのまま過ごしてたかもしれないんですよね。怖いですよね、本当に。
で、エミリーさんは、そのデータを元に、食事とか生活習慣を見直して、自分と子供を守るために色々試したらしいんですよ。で、彼女が言うには、「CGMを使う前は、自分の体が謎だったけど、今は自分の行動と体調が繋がるようになった。食べ物が敵じゃなくて、健康のためのツールになった」って。これ、すごくいい考え方ですよね。うん。
なんか、車のメンテナンスとか、お金の管理とか、そういうのは結構みんな気にするのに、自分の体のことって、案外知らないことが多いじゃないですか。年に一度の健康診断で、ちょっとだけ数値をチェックするくらいで。しかもね、アメリカの一部の州では、患者が自分の医療記録を自由に閲覧できないらしいんですよ。なんか、ちょっとおかしいですよね。
で、病院に行っても、「異常なし!」って言われるか、「薬を飲みましょう」って言われるかのどっちかで、なんでそうなってるのか、どうすればいいのか、詳しく教えてくれる医者って、あんまりいないじゃないですか。ええ、実際、ほとんどの医者は、検査結果をちゃんと解釈できてないんだって。数値が低いから薬を出す、高いから薬を出す、みたいな、そういう対応しかできないことが多いらしいんですよ。なんか、ちょっと残念ですよね。
でもね、今は新しい時代の医学が始まってるんですよ。ええ、Levelsっていう会社のCEOのサム・コーコスさんっていう人が、「バイオ・オブザーバビリティ」っていう概念を提唱してるんですよ。これは、ウェアラブルデバイスとか、CGMとか、自宅でできる検査を使って、自分の体を観察するっていう考え方なんですけど。これ、本当にすごいことだと思うんですよ。医者を盲信する必要もないし、もちろん、私の言うことも盲信する必要はない。自分の体を信じるべきなんです。自分の体は、いろんなサインを送ってくれてるんですよ。それをちゃんと理解すれば、健康的な生活を送れるはずなんです。
私たちは、これまでで一番長く、健康的な人生を送れる可能性を秘めている時代に生きてるんですよ。でもね、そのためには、自分の体を理解して、最適化する必要があるんです。で、今まで、自分の体を理解できないとか、常識を疑うなとか、言われてきたかもしれないけど、そんなのもうやめましょう。自分の健康データを使って、もっと健康的な生活を送るための運動があるんです。今こそ、その運動に参加して、自分の体からのサインを理解するべきなんです。
でね、体のサインって言えば、症状もそうですよね。なんか、病院に行くと、「どこも悪くないですよ」って言われるけど、実は、首が痛かったり、季節の変わり目に鼻炎になったり、肌が荒れたり、頭痛がしたり、お腹が張ったり、なんか、色々あるじゃないですか。それって、全部、体のサインなんですよ。細胞が、何かを訴えてるんです。
だからね、症状を恐れるんじゃなくて、「私の体は何を伝えようとしてるんだろう?」って考えるべきなんです。首が痛いなら、睡眠不足かな?ストレスかな?とか、ニキビができたら、甘いものを食べ過ぎたかな?とか、頭痛がしたら、水分不足かな?とか。そうやって、自分の体と対話することが大事なんです。
あとね、血液検査の結果も、すごく大事な情報源なんですよ。トリグリセライドとか、HDLコレステロールとか、血糖値とか、よく聞く言葉だけど、ちゃんと意味を知ってる人って、意外と少ないじゃないですか。でね、これらの数値は、あくまでもスナップショットだけど、ちゃんと解釈すれば、自分の体の状態を知るための強力な手がかりになるんです。
血液検査で見るべきポイントは、大きく分けて5つあります。トリグリセライド、HDLコレステロール、空腹時血糖、血圧、ウエスト周囲径。これらの数値をチェックして、理想的な範囲に入ってるか確認することが、健康的な生活を送るための第一歩なんです。もし、これらの数値が悪かったら、うつ病とか、ニキビとか、頭痛とか、もっと深刻な病気になるリスクが高まるんですよ。怖いですよね。
トリグリセライドっていうのは、血糖値が高い状態が続くと、肝臓で脂肪に変換されて、血液中に放出されるものなんですけど。数値が高い場合は、糖質とかアルコールを摂りすぎてる可能性が高いです。だから、甘い飲み物とか、お菓子とか、精製された穀物を控えて、運動量を増やす必要があるんですね。
HDLコレステロールは、いわゆる「善玉コレステロール」ってやつで、血管に溜まったコレステロールを回収して、肝臓に運ぶ役割があるんですよ。数値が高いほど、心臓病とか脳卒中のリスクが低くなるって言われてます。
空腹時血糖は、食事の影響を受けてない状態の血糖値で、インスリン抵抗性があるかどうかを判断するための指標になります。数値が高い場合は、インスリンがうまく機能してなくて、細胞に糖を取り込めなくなってる可能性があるんですよ。
血圧は、血管にかかる圧力のことで、高い状態が続くと、血管が傷ついて、心臓病とか脳卒中のリスクが高まります。血圧もインスリン抵抗性と深く関係してるんですよ。
ウエスト周囲径は、お腹周りの脂肪の量を示す指標で、内臓脂肪が多いほど、糖尿病とか高血圧とか、色々な病気のリスクが高まります。
でね、これらの数値を個別にチェックするのも大事だけど、トリグリセライドとHDLコレステロールの比率を計算することも、すごく大事なんです。この比率が高いほど、インスリン抵抗性が高い可能性があるんですよ。だから、もし血液検査を受ける機会があったら、必ずこの比率も計算してみてください。
さらにね、もっと詳しく自分の体の状態を知りたい場合は、空腹時インスリン、高感度CRP、ヘモグロビンA1c、尿酸、肝酵素、ビタミンD、これらの数値をチェックすることもおすすめします。これらの検査は、普通の健康診断ではあまりやらないけど、お願いすればやってもらえるはずです。
あと、最近は、リアルタイムで体の状態をモニタリングできるツールもたくさん出てきてるんですよ。例えば、持続血糖測定器、CGMは、24時間、血糖値を測ってくれるから、食事とか運動とか、色々な要因が血糖値にどう影響するか、リアルタイムで知ることができるんですよ。これ、本当にすごいことだと思うんですよ。
CGMを使うメリットは、血糖値の変動を抑えられること、甘いものへの欲求とか不安感を減らせること、個々の食べ物や食事が血糖値にどう影響するかを知れること、血糖値を安定させるための戦略を学べること、代謝の柔軟性を高められること、代謝の異常を早期に発見できること、行動変容を促せること、など、色々あります。
あとね、食事日記をつけるのも、すごく効果的です。食事日記をつけることで、自分が何を食べてるのか、意識するようになるし、健康的な食事を選ぶようになるんですよ。
睡眠データも、すごく大事な情報源です。睡眠時間とか、睡眠の質とか、睡眠の規則性とか、これらのデータを分析することで、睡眠の問題を発見して、改善することができるんですよ。
活動量データも、役に立ちます。歩数とか、アクティブな時間とか、これらのデータをチェックすることで、運動不足を解消して、健康的な生活を送れるようになるんですよ。
心拍変動、HRVも、重要な指標です。HRVは、心臓の拍動の間隔の変動を示す指標で、ストレスとか疲労とか、体の状態を知るための手がかりになります。
安静時心拍数も、チェックしておきたいですね。安静時心拍数は、安静にしてる時の心臓の拍動数で、低いほど、心臓が効率的に血液を送り出せてるってことになります。
これからは、バイオ・オブザーバビリティの時代です。血液検査とか、リアルタイムセンサーとか、AI分析とか、これらの技術を活用して、自分の体を理解して、健康的な生活を送れるように、頑張りましょう。